ブライダルローンはアルバイトでは無理?
結婚式を含む結婚資金のためのブライダルローンですが、誰でも借りれるわけではありません。
もう少し費用があれば、希望通りの結婚式ができるのにと思う方にオススメなのがブライダルローンです。
しかし、借りられない、審査で認められないということになると、違う方法での資金調達が必要になります。ブライダルローンの審査が厳しいのもデメリットの1つです。
ブライダルローンの審査
ブライダルローンは銀行などの金融機関や信販会社で取り扱っています。
ローンですから、当然審査が存在していますが、目的ローン並の審査基準です。
その審査基準とは、一定の収入が必要であり、信用情報などで金融事故がない方です。
ブラックは借りられないというのは、目的ローンの審査基準同様ですが、一定の収入がネックになることが多いです。
融資対象となるのは会社員しかだめ?
ここが問題です。アルバイトやパートでも少ないですが、一定収入です。
しかし、ブライダルローンの審査対象になることはできない場合があります。
借りる金額にもよりますが、結婚費用100万円以上になると、年収がある程度高く、職業そのものの安定感が必要となります。
結婚をする方が、すべて会社員とは限定していないですし、多少不安定な収入の方もいます。
そうした方のブライダルローンの利用は、難しいというしかないでしょう。
楽天銀行のブライダルローンでは、アルバイトNGとはないのですが、年収300万円程度が必要となっています。
アルバイトが借りれるブライダルローン
一応審査が甘いとされる銀行のブライダルローンもあります。
安定収入があれば、そして、収入から返済可能で低いローン金額であれば、借りれることもあります。
信用情報で金融事故がない方であれば、試しに審査を受けてみて可能金額を確認してみてください、どうしても足元をみてしまうのは、カードローンなども同様ですが、金利優遇のブライダルローンの審査は、キャッシングよりは厳しいです。
結婚式のランクを下げることも
結婚式費用の借入ができないとわかると、結婚式そのものの内容を考えることが必要です。
信販会社のブライダルローンでは、結婚式費用しか使えないものもあります。
借りれるならこの内容という結婚式の提示もありますが、審査落ちならどうしようもないことです。
限度額が低いブライダルローン、その結婚式はできないと諦める選択も仕方のないことです。
アルバイトや低収入での結婚式の申込みで、ブライダルローンがあるからとウキウキしていると、審査落ちという決定打で、がっかりしてしまうこともあります。
ちなみに、ブライダルローンの契約者は新郎新婦どちらでも良いです。
安定収入であり、会社員などの職種の方の申込みがおすすめです。
年収300万円程度であれば、審査に通ることもあります。
年収400万円のアルバイターよりも審査通過の可能性は大きいでしょう。
結婚式場で強く勧められたから申込んでしまった
結婚費用に関しては、貯金で賄うことができない場合、ブライダルローンの方法があります。
お金を借りることになりますが、アコムなどの消費者金融や銀行カードローンよりも低金利の部分が大きなメリットになります。
どうせ借りるのならブライダルローン
多分、結婚式場などの打ち合わせで、結婚費用が不足した時に、結婚式費用はブライダルローンはどうですか?という提案があることも多いでしょう。
信販会社と提携しているブライダルローンなら、その場での申込みができます。
金利確認でキャッシングやカードローンよりも低いのであれば、ということですが、審査もあります。
まるで結婚式場で行うブライダルローンのよう
信販会社が行う普通のローンですが、結婚式場で申込みができてしまうと、その結婚式と一部のような錯覚があります。それが結婚式場の手段と言えばそうなのですが、結婚式場だけでしか使えないブライダルローンの場合が多いです。挙式と披露宴に不足分だけの借入です。
ですから、結婚指輪、新婚旅行などには使えない内容です。
きちんと説明はされることですがも中途半端に聞いていると、後で後悔することもあります。
そんなことなら、少しランクを下げたのに
ブライダルローンなら、こんな内容にできますよ。
営業の一つですが、返済計画などを考える前にキラキラとした結婚式の内容に目を奪われることがあります。
ローンは借金であり、実はここでしか使えないということがわかると、もう少し内容を考えたのに。ブライダルローンの審査に通り、借りれますよというときには、是非考えてみてください。
思い通りというよりは
結婚式場に乗せられたというのが本音です。
あとに残る結婚費用の借金返済、あとからわかるいろいろな結婚の形。
もっと考えてブライダルローンなしの内容にしたら良かった。
自分たちで考えた方が良かったということになることも。
審査も返済の問題ない場合でも、結婚式場でしか使えないので、新婚旅行もしょぼくなった。
別のブライダルローンなら、新婚旅行も使えたという後悔もあります。
結婚式場で勧められ、簡単申込みができるのはよいですが、必ずブライダルローンの提案があるときには、別のブライダルローンや結婚式場も考慮してください。
結婚式場でのブライダルローンの営業?
結婚式場としては、高い結婚費用を使ったもらった方がよいです。
ブライダルローン契約も増えれば良いことです。
そして、結婚式の打ち合わせでは、こんな式を挙げたい、それにはお金が足りないというときが、結婚式場のチャンスです。
結婚後の生活や返済、実はそこまで豪華じゃなくても良かったなどの悲喜こもごもが交錯することが多いです。簡単にそれならブライダルローンで、というのではなく、内容と自分たちの考えと、ブライダルローンという借金を作ることを自覚することが必要です。
その上で、ブライダルローン申込みをすることです。
ブライダルローンそのものの種類が少ない?
ブライダルローンは普通の借金です。
当然利息が発生するもので、金融機関で平均8%程度です。
消費者金融やキャッシング、カードローンよりは低いです。
銀行系ブライダルローン
まだそれほど多くはないのですが、銀行系ブライダルローンは楽天銀行などで取扱をしています。楽天銀行のブライダルローンでは、新婚旅行や結婚指輪でも使えるオールマイティーの内容です。結婚費用であれば、どんなような使いみちでも良く、融資を受けてから領収証の提出で、ブライダルローンの低金利のローンを受けられます。それがない場合は、楽天スーパーローンの14.5%の金利になってしまいます。
楽天銀行のブライダルローンのメリットは、結婚費用すべてに対応する点です。
審査も比較的甘いとされていますが、年収300万円程度は必要で、返済能力があることが条件です。
その他銀行系ブライダルローン
地方銀行に多いブライダルローンでは、その地域に在住者を対象にしています。
内容としては、楽天銀行同様です。楽天銀行だけはネット銀行ですが、その他は地域限定になってしいます。ですから、ブライダルローンの商品はないですが、フリーローンとしてブライダルローン同様の低金利のローンの紹介になります。
こちらは審査基準が一定収入が条件であり、何に使っても良い内容です。
結婚後の生活費用としても、領収証など不要で利用ができます。
金利差はブライダルローンと大した変わりはないのですが。
名称の問題?
結婚費用として、ブライダルローンの利用ではなくフリーローンを使うことで抵抗がある方も多いです。
しかし、実際にはブライダルローンもフリーローンの一種であり、違いは大したないと言えます。新婚旅行に行きたいけれど費用がない。一生に一度の結婚式と新婚旅行のためにローンを組むというのも結婚する2人の同意があれば、フリーローンでもブライダルローンでも関係ないという考え方ができます。
審査の問題
絶対的にブライダルローンの種類が少ないことで、フリーローンになってしまうのは仕方のないことです。審査では、ブライダルローンもフリーローンもあまり差がないでしょう。
返済能力がある安定した収入があることが必要ですが、結婚式のためのブライダルローンの方が、表面的には審査面でも期待したいところでしょう。
名称だけでいうと、ブライダルローンを使いたいところですが、結婚式場の信販会社では結婚式の費用しか使えない。他のブライダルローンの審査も不安という、銀行のフリーローンの選択などもあります。いずれも早い時期の検討が大切であり、審査期間も長いですから、どうして費用の捻出をするか、審査に通るのかは良く検討してみることが大切です。
簡単に考えない方が良い場合もある
結婚式場で勧められるブライダルローン。
審査だけでも受けてみたら、と打診されることがあります。
そこで、結婚費用について見直し検討をおすすめします。
審査に通りました
ブライダルローンの審査では、収入が安定していて、金融事故がない信用情報であれば、100万円程度の審査は通ります。
金利が8%程度の内容ですが、その前にきちんと2人で決めなくてはならないことがあります。
その結婚式で無用、不要な内容が含まれていないか?です。
誰しも豪勢な結婚式の方が良いでしょう。ゲストに羨ましがられる内容にしたいところです。
しかし、結婚式後の返済のことを良く考えた方が良いカップルも少なくないです。
申し込みの前に、自分たちでできる範囲内の結婚式であるかを確認しましょう。
キャッシング癖が付いている
月々2万円程度なら返済できるよね?そんな合意があったとします。
確かに、金額によってはその程度ですが、結婚式の借金の対価としては、内容的はどうなのか?
新婚早々借金返済の考え方は、果たして妥当なのか?です。
こういうことは、なんとなく思いつきで貯金ゼロで結婚式を挙げて、ブライダルローンがあるからイイよと契約してしまう。
その後、生活の中で、ブライダルローン返済に追われることが果たして良いことなのか?
そんなことも話し合い、それで良いのなら、と結論を出しましょう。
銀行系ブライダルローンの内容
結婚式で利用した領収証を提出して、金利がブライダルローンの低金利になるものが多いです。
その提出が遅れたり、実は認められないことで、金利が上がることがあります。
それは聞いてなかったよ、という内容が含まれていることがあります。
どこまでの費用がブライダルローンとして利用できるかの範囲を確認しなければならないです。
そして、借りたお金であることの認識は常に持つことです。
人のお金で結婚式ではないのですが、一応ローンですから、返済までの金利の分までも心得ての申し込みをおすすめします。あのときにあんな贅沢しなければ良かったということにならないようにしましょう。
見栄だけの結婚式
これも考えようですが、ブライダルローンを使ってでも結婚式をしなくてはならない場合もあります。そんなときには、ブライダルローンの商品を見極めて決めることです。
ご祝儀などで一括返済ができたり、すぐに返済で無利息になるブライダルローンも登場しています。最初からブライダルローンありきで話しを勧めるのなら、自分たちで、きちんと返済計画を立て最低限の融資と低金利のブライダルローンの選択をおすすめします。
審査が通ったら、何でも良い?
ブライダルローンのデメリットと言えば、審査があることです。
誰でも借りられるローンではないことから、結婚式場の予約をしてしまったあとに、ブライダルローン申し込みで審査落ちの場合、キャンセル料の発生などもあります。
結論を早まらない
もし、ブライダルローンの契約者が、消費者金融やキャッシングの審査落ちをしている場合、契約ができないことが多いです。自動車ローンなどと同じ目的ローンであり、銀行系では厳しいです。信販会社にしても、信用情報での金融事故やアコムなどで審査落ちをしている方の審査は難しいです。
結婚式場では、そのような説明は一切なく、単にブライダルローンの紹介だけです。
費用が足りないから借りたい。誰でも思い通りにはならないので、審査通過の可能性がある上で、結婚式場を決めることです。結婚式場のブライダルローンでは、その会場でかかる費用だけしか対応していないことが多いです。
結婚式費用がない
ブライダルローンのメリットは、費用がない方で結婚式を挙げたい方のため、ではないです。
正確には不足している費用の一部、それもご祝儀などですぐに返済ができる程度の資金提供です。返済期間は長いですが、できればすぐに返済できる範囲内がおすすめです。
縁起でもないことですが、すぐに夫婦仲が悪くなって、ブライダルローンの返済だけで残ってしまう。ブライダルローン返済を巡って夫婦ケンカが耐えない。妻がすぐに妊娠して、仕事ができなくなって、ブライダルローンの返済ができなくなってしまう。
負の理由がありますが、なんとなく縁起がよいブライダルローンのはずが、不幸の原因になってしまう危険性もあります。
ベストなのは
ご祝儀で完済できる程度のブライダルローンの借り方です。
人が持ってくるご祝儀を計算するのは不謹慎かもしれませんが、だいたいの予想はつきます。
そこで、生活の質を落とすことなく、自分たちの程度に合う結婚式のために多少のブライダルローン利用をおすすめします。すぐに返済ができることで、たまたま結婚式場の支払いが前払いだったので、の理由が妥当です。
結婚したのだから
ブライダルローンの審査通過で、結婚費用すべてに使える。
諦めていた結婚指輪、新婚旅行、新居の費用準備をすべてブライダルローンで。
挙式費用だけではなく、何にでも使っちゃえとノリで借りてしまうとあとが大変になってしまいます。借りれるのは借りれたとしても、そこは自制を持って限度額をきちんと計算されることをおすすめします。