消費者金融系と銀行系の審査の違い
カードローンは、消費者金融系と銀行系とは内容が違います。それは総量規制対象内なのか総量規制対象外なのかが問題で、年収の有無がポイントです。
消費者金融では、必ず収入があることが条件になります。ですから、専業主婦の場合はキャッシングが出来ません。しかし、銀行カードローンについては、専業主婦は決まった金額、その他の収入がある方については、銀行側が定める限度額の融資が可能です。
ということは、銀行カードローンの方が、幅広い属性の方に高い融資額を提供していることになりますが、審査は厳しいです。専業主婦に良いというのに審査が厳しいという一見矛盾したような形です。
もともと、カードローンはメガバンクやネット銀行で販売していた商品ですが、現在は続々と地方銀行でもカードローンを発行しています。
地銀カードローンについては、その地域に住んでいるか勤務地があることが条件で、限定的な利用になってしまうのが一般的ですが、中にはインターネットバンキングの利用で、全国対応のカードローンもあります。メガバンク並の範囲の広さです。
しかし、地銀カードローンと似た商品のキャッシュカードなどでは、消費者金融系の信販会社が発行しているものもあります。地銀のキャッシュカードに機能を搭載したものですが、この場合は銀行カードローンとは別ものです。ここは注意が必要です。
信販会社が主体となるものは、総量規制が関係していますが、銀行カードローンは銀行が主体です。そうなると審査基準も変わってきますから、利用者の幅も変わってきます。