派遣社員はパート扱い


働き方の多様化から、正社員以外でも生計を立てている方は多いです。あえて正社員は選択しない、正社員になりたかったけれどなれなかったなどの理由はありのますが、別の働き方として、パートや派遣社員などでも暮らしていける世の中になりました。

生活だけなら良いのですが、ではその仕事に保証はあるか?というと、それはどうしても正社員にはかなわないといえます。その理由の一つがお金を借りる時です。派遣社員は、派遣会社などに登録をして、したい仕事場に派遣されます。それが3ヶ月の時もあれば、1年以上勤めることもあります。

特定の技術を持って勤める場合は、給料も悪くないので、派遣社員ばかりで生計をたてても問題はないのです。ただし、お金を借りようと銀行カードローンや消費者金融に申し込みをすると、横に座っている正規で入った新入社員の方が保証力、信用力も高いのです。よって、彼の方が借入限度額が高いという現象になります。

派遣社員は、消費者金融やカードローンの審査では、パートやアルバイト扱いです。ただし限度額は収入に応じてですから、一概に少ないとは言えないのですが、審査対象ランクとしては、正社員よりもしたに見られてしまいます。

人間性や社会性を否定されたわけではないのですが、貸借関係に関しては、自分を保証してくれる会社のバックボーンの存在が何よりも大切なのです。派遣社員の場合、住宅ローンなども難しいですし、金融業界からしてみると不安定な位置関係なのです。

派遣社員の審査 少し面倒なことになることも


お金を借りる際に職業で見る優先順位は

  • 公務員
  • 大手企業の正社員
  • 中小企業の正社員
  • 派遣社員
  • 自営業、パート、アルバイト
  • となっています。
    派遣社員の立ち位置としては、パートよりは上ですが、正社員ではないと言った形です。

    しかし、それがパートと同等、それ以下で扱う金融機関もありますが、その理由は継続性です。パートやアルバイトの場合、不規則とは言え、継続は可能と考えられていますが、派遣社員の場合、その職場はいつまで“派遣”?というところで、無収入になる恐れがあります。この継続性が保証されない場合は、借入の限度額が下がったり、審査が通らないこともあります。

    実際には派遣社員の給料は、パートよりも高い高給取りの場合がほとんどです。ただ、年収の判断基準に関しては、消費者金融側の取り方もあり、とても微妙な感じです。

    消費者金融などで借り入れの申し込みをすると、職場への在籍確認が必ず行われます。この時に、職場で前までいたけれどというようなニュアンスがあると、審査は通りません。派遣社員として、職場の方が知らなかったということになると、大変なことになってしまいます。事前に担当者に話をしておくなどの工夫も必要かもしれません。

    派遣社員であっても、職場名を明記するのですから、絶対に在籍確認はあり、どのタイミングでくるかわからないという現実があります。また、派遣社員の場合は、その他に個別で連絡が入り、現在とこれからの経済状態などを聞かれることもあります。

    派遣社員の審査 在籍確認はどうする?


    派遣社員の在籍確認はなかなかできない状態にある方もいます。そんな方に在籍確認不要の消費者金融などもあります。

    もともと在籍確認とは、記入された職場に本当にいるのか、働いているのかを確認することです。ちなみに、消費者金融では専業主婦は審査に通りません。収入がないから、在籍確認ができないからです。

    在籍確認不要の場合は、提出書類を郵送することで証明することができます。何を証明するか?というと、収入があることになります。

    ですから、提出書類は

  • 本人確認書
  • 所得証明書(できれば直近2ヶ月以内)
  • です。
    これがあれば、私は働いているという証明ができます。

    また、大手消費者金融では、身分証明書だけで、Web完結のところもあります。ここですと、在籍確認はないのですが、金融事故を起こしていない、現在他の金融機関での滞納がない、債務整理をしていないなど、個人信用情報の方でのチェックが厳しくなります。

    在籍確認に関しては、何かと気を使います。また、職場にはお金を借りることを気づかれないようにするためにも、在籍確認の内容に依頼をすることもできます。最近の消費者金融では、一応そうした要望にも対応することができます。

    家族や職場に取られずにこっそりとお金を借りたい、職場で話せる相手がいないといった場合、消費者金融ではないふりをして電話をかけてくる場合もあります。消費者金融のレディースキャッシングなどでは、これが全て女性が対応することで、周りに気が付かないように在籍確認を行うことも多いようです。

    派遣社員だからこそ気をつけなくてはならないこと


    普通の会社員とは違い、派遣社員の場合、カードローンや消費者金融の審査に通りやすくするコツがあります。事前に行っておかなければならないことですから、まずは確認をしてみてください。

    勤務先の欄には、派遣元の会社を記入

    ◯◯派遣会社に登録をしていて、現在は△△会社に勤務している。これが派遣社員の形です。消費者金融などの申し込み欄には、勤務先は◯◯派遣会社と書きます。

    そして、この時、在籍確認のための電話などは、△△会社になります。しかし、消費者金融によっては、派遣元での在籍確認が取れれば良いこともありますから、一応内容は確認してください。

    登録だけにしない

    派遣社員は、とりあえず登録だけをしておいて、あとは適当に仕事が入れば行くスタイルがメリットです。しかし、借り入れをしたい場合、この方法ですと審査に落ちます。毎月必ず働いて入ることが証明することが必要になってきます。

    ですから、気まぐれでの派遣社員ではなく、借り入れをしたい数ヶ月前からの毎月勤務というのが最低限必要な義務になります。登録しているだけですと、収入はないとみなされる場合がありますから、注意が必要です。

    虚偽は絶対NG

    実態のない派遣社員。消費者金融などでは、この事に目を光らせています。派遣社員と言うのは、常に仕事があると限っていないからです。実は今は働いていない、少し前まで会社に派遣されていた状態での、現在派遣社員ですと言うのは虚偽の申告になります。

    また、来月で契約が切れてしまう、更新も保証がないというのも怪しいことです。もしバレたのなら、借り入れができないばかりではなく、個人信用情報機関にも報告されることがあります。ですから、派遣社員の借り入れに関しては、必ず過去数ヶ月、これからも派遣されることがわかった時点での申し込みが必要です。

    派遣社員という属性とキャッシング


    正社員と比較をするとも派遣社員のキャッシング事情は厳しいものがあります。しかし、それはキャッシングだけではなく、社会的な保証がある正社員には敵わない点があるのは仕方のないことです。もっと言えば、民間企業よりも公務員の方がもっと有利です。これは、公務員は自分が何かをしない限り絶対に倒産をしない会社であるからです。

    やはりバックボーンの大きさで言うと、当然のことです。ちなみに、キャッシングでは自営業は派遣社員よりも下の位置です。よほど業績の良い社長でない限り、保証会社からの保証も困難なのです。

    その属性でいうと、社会保険と国民健康保険では、社会保険の派遣社員が有利になります。これは本人というよりも派遣元の会社がしっかりしていると判断されるからです。パートなどの場合でも、社会保険が付いている方が信用度は大きくなります。

    意外なことなのですが、以前派遣社員でキャッシングをしたことがある方は審査に通りやすいと言われています。もちろんそのときに金融事故がないことが条件になりますが、きちんと返済をしたことが。信用情報としては大きな保証になることも。

    キャッシング会社によって派遣社員の扱いは様々です。銀行カードローンなどは専業主婦もOKのところがほとんどで、審査が甘そうに見えますが、融資限度額はとても低いです。派遣社員も同様の扱いになってしまうところもあります。

    希望融資額にもよりますが、最初から専業主婦枠の小さな金額での借り入れで良いのなら、審査なども簡単に済みます。しかし派遣社員の場合は、普通の正社員以上の収入を何年も続けられている方も少なくありません。そのような方の場合は、所得証明書などの提出で、より高い融資を受けられる消費者金融に申し込みを考えるのも良いでしょう。