自営業者のリフォームローンの審査|審査に通るための注意点
自営業者の方がリフォームローンの審査に通るためには、これらの注意事項を把握して審査を受けるようにしましょう。自営業者のような不安定な職業でも、これらを網羅することで審査の対象としてもらえます。
自営業者のリフォームローンの審査を受ける前に目を向けるべきポイントを、ご紹介いたします。
収入を安定させる
自営業の方は、仕事をしないと収入が入ってきません。目安として、毎月40万円の収入を3年ほど安定されることで、審査に通りやすくなると言われています。あくまでこの収入の目安は、借入れしたい金額により異なります。
頭金を多めに用意しておく
自営業のような安定していない職業の方は、頭金を多く用意しておくことで信用性が上がります。頭金を多くすると返済期間や返済悪を減らすことができるので、審査が甘くなります。
個人信用情報機関に事故情報を記録させない
カード払いなどを滞納や遅延してしまうと、半年間は個人信用情報機関に事故情報として記録されてしまいます。
3カ月以上の遅延や延滞がある場合は、ブラックリストとして記録されてしまいます。個人信用情報機関に事故情報が記載されているうちは、審査には通りません。
意外と盲点となってしまいがちなのが、携帯電話の月々の支払いの滞納やレンタルショップの返却滞納です。どちらも、支払いや返却を滞ってしまった場合は、個人信用情報機関に事故情報として掲載されてしまいます。
どちらも借りていることに対しての遅延や延滞という判断となるので、カードローンの遅延や延滞と同じ判断とされてしまいます。
銀行のリフォームローンご利用の場合は取引がある銀行の選択
銀行のリフォームローンをご利用したい場合は、長期的にご利用している銀行を選んで申し込むようにしましょう。取引実績がある場合は、審査が甘くなる傾向があります。長くお付き合いがあればあるほど信用度が高いので、審査が甘くなります。
自営業者の場合は、様々な銀行でのご利用を1ヶ所の銀行に集約しておくと役立ちます。
完済時60歳以内
リフォームローンの完済時の年齢は、60歳以上になっている金融機関が大半です。
しかし、60歳以上の完済時の年齢になると審査が厳しくなってしまいます。自営業者は定年がないのでいつまでも働けるイメージがあるかもしれませんが、60歳以上の支払い期間があるローンとなると審査には通りにくくなってしまいます。
完済時の年齢を60歳以内にし、現役時代に完済できるアピールをすることで、審査が通りやすくなります。
返済負担率
返済負担率というのは、全てのご利用しているローンのご利用金額の合計を税込の年収で割った割合です。
リフォームローンの場合、30%ほどの返済負担率を上限としている金融機関が多くあるようです。申し込むリフォームローンの融資金額と他に抱えている借金を合計して、30%以下の返済負担率となるようにしないと審査には通りません。
返済負担率というのは金融機関により異なり、30%台後半の金融機関もございます。返済負担率に引っかかるか気になる方は、事前に金融機関に問い合わせて相談してみると良いでしょう。

いかがでしたでしょうか。
自営業の方がリフォームローンを申し込む前には、これらのポイントに注意してご利用を検討しましょう。