リフォームローンの審査が甘いリスク|金利の高さ

リフォームローンの審査が甘いリスクは、金利の高さが大きなリスクといえます。審査が甘くて便利なローンに思えますが、金利の高さに注目して金融会社を選ぶように考えてみましょう。

リフォームローンの審査が甘いリスクである金利の高さについて、詳しく解説していきます。

リフォームローンの審査が甘いリスクは「金利の高さ」

リフォームローンの審査は、住宅ローンに比べると甘い審査となっています。

審査が通りやすいので便利な融資と思うかもしれませんが、その甘さの裏には大きなリスクがあります。1番のリスクといえば、金利の高さです。

リフォームには多額の費用がかかるので、その分リフォームローンで賄おうと思うと長い返済期間となってしまいます。長い返済期間にのしかかってくることといえば、金利の高さです。金利が高いと利息が多くなるのでローン返済額が多くなり、総支払い額が多くなってしまいます。

リフォームローンの金利の相場

リフォームローンの各金融機関の金利の相場は、このような内容となっています。

三菱東京UFJ銀行

ネットDEリフォームローン:変動金利型 2.875%(2018年1月現在)

イオン銀行

イオン銀行リフォームローン:固定金利型 2.50%(2018年1月現在)

りそな銀行

りそな銀行リフォームローン(無担保型):変動金利型 4.475%(2019年2月現在)
埼玉りそな省エネ・耐震・バリアフリーローン:変動金利型 2.35%
(2019年2月現在)

常陽銀行

リフォームローン(無担保型):固定金利型 1.850~3.650%(2019年2月現在)

みずほ銀行

みずほ銀行リフォームローン:変動金利型 3.875%(2019年2月現在)
みずほ銀行リフォームローン:固定金利型 4.200%~4.850%(2019年2月現在)

関西アーバン銀行

リフォームローン:変動金利型 1.50%~3.50%(2019年2月現在)
リフォームローン:固定金利型 3.00%~5.00%(2019年2月現在)

株式会社モーゲージ

MSJ高齢者一括返済型住宅ローン(MSJリバースモーゲージ):変動金利型 3.475%(2018年1月現在)

銀行などのリフォームローンの金利はこのような数字となっており、住宅ローンの金利が0.5~2%程度なので、かなり割高になることがわかります。4%の金利の場合は、住宅ローンの2倍も利息をしはらわないといけません。

金利の低いリフォームローンに目を向けてみよう

リフォームローンの中には、低い金利の商品もあります。それは、住宅金融支援機構のリフォーム融資(耐震改修工事)という商品です。全期間固定金利型で、0.59~0.84%(2018年1月現在)でご利用ができます。住宅ローン金利と似たような金利となるので、ご利用しやすいリフォームローンといえます。

ただし、住宅金融支援機構のリフォームローンには、条件があります。それは、バリアフリー改修工事か耐震改修工事を行う場合のみに該当するリフォーム工事ということです。一定の規定に合致する場合、低い金利で融資をする商品となっています。

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いかがでしたでしょうか。
リフォームローンは審査が甘いですが、金利が高いという大きなリスクがあります。金利と利息をきちんと計算した上で、納得できるリフォームローンを選ぶようにしましょう。