リフォームローン審査落ちた|融資額の検討
リフォームローンの審査に落ちる方は、融資希望額が高いことで審査通過しないこともあります。
リフォームローンの融資額の相場やリフォーム工事の見直しのポイントなど、ご紹介していきます。
リフォームローンの平均融資額
リフォームローンは高額な融資可能額を設定している金融機関もあり、その上限まで借りることができると思ってしまう方がいると思います。
しかし、融資可能額はあくまで可能な金額であり、融資額が高くなればなるほど審査の基準が高くなります。リフォームローンの平均融資額は470万円ほどといわれており、多いのが200~300万円以下の範囲です。
融資額別の割合を、ご紹介いたします。
- 300万円以下 30.9%
- 200万円以下 23%
- 500万円以下 12.9%
- 400万円以下 10.1%
- 1,000万円超え 8.3%
平均としては400万円台ですが、審査が通りやすいのは300万円以下というのがわかります。
計画していたリフォームの見直し
リフォームローンの融資額が高い場合は、リフォームの内容を検討しないといけません。
リフォーム会社の担当者に相談しても検討できますが、このようなポイントで検討してみましょう。
内装は仕上げ材のみリフォームする
内装リフォームは手をかけるときりがないので、仕上げ材のみをリフォームするように検討してみると良いでしょう。クロスのみやフローリングのみを取り替えることで、見た目が新築のように生まれ変わります。
水まわりのリフォームはグレードを下げる
水まわりのリフォームの場合は、使う機器のグレードを1つ下げるだけでリフォーム費用をグッと下げることができます。
システムキッチンや便器、洗面台、ユニットバスにはグレードがあり、それらのグレードを1つ下げてみましょう。リフォーム屋さんに相談をしてみるとグレードダウンしてくれますので、コストダウンとすることができます。
外部のリフォームは塗替えのみ
外壁や屋根のリフォームは、腐食している部分のみ補修をすることで、張替えではなく塗装の塗替えを検討してみましょう。貼っている物をはがすと、それだけ動力もかかって材料費もかかります。
今の状態の上から塗装を行うことで、新築のように綺麗になります。近年は機能性の高い塗装も多く販売されており、塗装だけで家を生まれ変わらせることもできます。
補助金や助成金の検討
地方自治体では、リフォーム工事に対して補助金や助成金を出している場合があります。補助金や助成金を得ることができれば、少ないリフォームローンの融資額で済ませることができ、その分審査も緩めとなります。
例えば、このようなリフォームに対して補助金を出しています。
- バリアフリーリフォーム
- 太陽光発電などの省エネリフォーム
- 耐震リフォーム
これらのリフォームの補助金は、各地方自治体においてことなります。各自治体のホームページに記載してありますので、検討してみると良いでしょう。

いかがでしたでしょうか。
リフォームローンの審査に落ちてしまった場合は、融資額の検討も視野に入れましょう。少ない融資額で申し込むことで、意外とスムーズに審査に通る場合もあります。