信販会社のリフォームローンはどんなローンなのか|簡単利用しやすいローン
リフォームローンは色んな金融機関で取り扱っていますが、中でもご利用しやすいリフォームローンは信販会社のリフォームローンです。
信販会社のリフォームローンとはどんなローンなのか、詳しくご紹介していきます。
信販会社のリフォームローンとは
信販会社のリフォームローンとは、オリコやジャックス、セディナなどの信販会社が取り扱っているリフォームローンです。信販会社のフリーローンのように審査基準が低いので、審査通過が心配な方でも審査に通る可能性が高いローンといえます。
リフォーム会社でも取り扱っていることが多く、リフォームローンはどこがいいのか見当つかない場合はリフォーム会社に相談をしてあっせんしてもらえるローンです。
他の金融機関のリフォームローンと比べると、審査日数が短く審査が通りやすいという大きなメリットがあります。しかし、審査が通りやすい分、他の金融機関と比べると金利が高い傾向があるのが大きなデメリットといえます。
デメリットはありますが、属性が良くない方でも審査に通りやすいという意味では、オススメできるリフォームローンといえます。
信販会社大手3社のリフォームローンのオススメポイント
大手信販会社のリフォームローンには、様々な特徴があります。どのような特徴があるのか、ご紹介していきます。
ジャックス
ジャックスは、増改築などの一般的なリフォームローンをはじめ、太陽光発電システムを導入することで金利を下げてくれるソーラーローンなどがあります。
ニューリビングプランは、1年間元金の支払いがなく金利のみの支払いだけを行うこともでき、色々便利な特徴があります。
オリコ
ジャックスと同じように、一般的なリフォームや太陽光発電システム導入をすると金利が低くなるローンなど、多数のリフォームのローンを取りそろえております。
他の信販会社のリフォームローンには無い特徴といえば、オリコハウスレスキューというサービスがあることです。鍵や水まわり、給湯器などの住まいのトラブルに対して、1年間24時間サポートしてくれるサービスであり、出張料や作業料は無料で行ってくれますので非常に頼りになります。
セディナ
セディナでも大手2つのリフォームローンと同様に、一般的なリフォームや太陽光発電システムを導入することでの低金利の対応など、様々なリフォームローンを取り扱っています。
セディナのリフォームローンの他にはない特徴といえば、Web申し込みができて24時間毎に審査結果が出るということです。他の大手信販会社のリフォームローンでもWeb申し込みは可能ですが、24時間後に結果が出るのはセディナだけです。素早い審査となるので、リフォームの資金に便利にご利用することができます。
信販会社のリフォームローンはリフォーム会社ごとに金利が違う場合がある
信販会社のリフォームローンはリフォーム会社で取り扱っておりますが、金利は各リフォーム会社によって異なる場合があります。
そのため、リフォーム会社で信販会社のリフォームローンをご利用する場合は、金利はどのようになっているのかを確認するようにしましょう。あまりにも高いと思った場合は、その旨を質問してみると良いでしょう。
信販会社のリフォームローンの金利の例
信販会社のリフォームローンは、リフォーム会社によって異なることがあります。
一般的なリフォームローンの金利について、目安の金利をご紹介いたします。
支払回数6回~84回(7年)
- 団体信用生命保険無しの場合 年1.90%
- 団体信用生命保険有りの場合 年2.10%
支払回数96回(8年)~180回(15年)
- 団体信用生命保険無しの場合 年2.50%
- 団体信用生命保険有りの場合 年2.70%
団体信用生命保険とは、リフォームローンの返済中にローンの契約者が死亡や高度障害になってしまった場合、その本人に代わって生命保険会社がその時点のリフォームローンの残高に相当する保険金を債務者に支払ってくれ、ローンが完済になる制度です。
健康上問題が無ければ誰でも加入ができ、加入が義務付けられているリフームローンの方が金利が低いことがわかります。
リフォームローンの支払い金額の例
実際、リフォームローンを組むとどのような返済金額となるのか、100万円を例にして毎月の支払金額をご紹介いたします。
36回払い(3年払い)金利1.90%の場合
- 毎月の支払い額:28,598円(初回は28,631円)
- 支払総額:1,029,651円(29,561円の利息)
60回払い(5年払い)金利1.90%の場合
- 毎月の支払い額:17,484円(初回は17,486円)
- 支払総額:1,049,042円(49,042円の利息)
84回払い(7年払い)金利1.90%の場合
- 毎月の支払い額:12,723円(初回は12,754円)
- 支払総額:1,068,763円(68,763円の利息)
120回払い(10年払い)金利2.50%の場合
- 毎月の支払い額:9,426円(初回は9,544円)
- 支払総額:1,131,238円(131,238円の利息)
180回払い(15年払い)金利2.50%の場合
- 毎月の支払い額:6,667円(初回は6,827円)
- 支払総額:1,200,220円(200,220円の利息)
3年払いの場合は月々28,598円となりますが、3年間の支払い期間で29,561の利息となります。15年払いは月々6,667円と支払いしやすい金額となりますが、15年で200,220円もの利息が付いてしまいます。
同じ100万円の借入額に対して、毎月の支払額も利息も大きく異なります。ご自分にはどの支払い方法がピッタリなのかを、よく考えて計画するようにしましょう。
リフォームローンの申し込みの流れ
リフォームローンのお申し込みは、とても簡単な流れとなっております。
一般的に、このような流れで行っていきます。
仮審査の申し込み
Webにて、仮審査の申し込みをします。どの信販会社も25時間365日対応しておりますので、ご自分の都合のよい時間に申し込みを行うことができます。パソコンをはじめ、スマートフォンやタブレットなど、インターネット回線があればどんな方法からでも申し込みができます。
仮審査
信販会社のほとんどが自動的に仮審査を行うので、ほとんどの場合30~1時間程度で仮審査が終わり連絡がきます。信販会社によっては時間がかかる場合もありますので、短時間で仮審査を受けたい場合は事前に問い合わせをして調べておくと良いでしょう。
仮審査の連絡
信販会社で仮審査が終わったら、メールや電話などで連絡がきます。連絡方法は信販会社によって異なるので、調べておくと良いでしょう。
仮審査に通過したら、お客様宛に書類が郵送にて届きます。ほとんどの信販会社の場合、最短2日ほどで手元に届きます。
本審査への申し込み
申込書や口座確認書などの必要書類が届き、必要事項を記載して郵送すると、申し込み完了となります。
リフォームローンの開始
リフォーム工事完了後、ローンが開始されます。
リフォームローンはどのような物件で申込みができるのか
リフォームローンは、申込者ご本人若しくはご家族の居住用物件が対象となっており、賃貸住宅や事業物件のリフォームは対象とはなりません。
ただし、賃貸住宅塀用の住宅にお住まいの物件は対象となり、その場合賃貸部分のみのリフォームの場合は対象外となります。また、ご本人ではなくても同居しているご家族での申し込みも対象となります。

いかがでしたでしょうか。
信販会社のリフォームローンは、ご利用しやすいリフォームローンということがわかります。審査基準が低いので、どなたでも審査対象となる便利なリフォームローンといえます。リフォーム会社で取り扱っているので、リフォーム会社にご相談をしてあっせんしてもらいましょう。