信販会社のリフォームローンのメリット|ご利用しやすい特徴満載

リフォーム会社でリフォームを決めると、リフォーム会社にリフォームローンを勧められることがあります。

リフォーム会社で取り扱っているリフォームローンは、信販会社のリフォームローンです。信販系となるとご利用しやすいのか、迷われる方もいると思います。

信販会社のリフォームにはどのようなメリットがあるのか、デメリットも含めて詳しくご紹介いたします。

信販会社ってどんなところ?

信販会社というのは、ジャックスやオリコ、セディナなどのよくTVCMなどで見かける金融会社です。車やブランド品、旅行、貴金属などを購入する際の、物の購入代金の建て替えを行ってくれる会社です。

大きなお買いモノは一括で支払うことが難しいので、それらの高額商品の購入代金の建て替えを行ってくれます。リフォーム工事の資金も取り扱っており、便利にご利用できるリフォームローンを提供しております。

信販会社のリフォームローンはどのようにご利用できるのか

信販会社のリフォームローンは、信販会社に直接申し込んでご利用することはしません。提携店に申し込みをすることで、ご利用できます。リフォームの場合はリフォーム業者で取り扱っており、リフォーム業者に申し込みをすることでご利用ができます。

ご利用するリフォーム会社と提携している信販会社としか、ご利用ができません。そのため、この信販会社をご利用したいと思っても、選択肢はありません。

ご利用するリフォーム会社がジャックスとしか提携していない場合は、ジャックスしかご利用できません。どの信販会社をご利用できるかは、どのリフォーム業者に申し込むかによって左右されます。

リフォーム業者に提携している信販会社のリフォームローンの申込書があり、リフォーム業者にて申し込みを行います。

信販会社のリフォームローンは総量規制対象外

ローンを組むとなると、気になるのは総量規制ではないでしょうか。他社から既に借入れをしている場合は、総量規制は気になるものです。信販会社からの借入は、原則的に総量規制の対象となります。

しかし、総量規制というのは無担保で使途自由なローンのみが対象となります。リフォームローンはリフォームのみ対象となるローンですので、総量規制の対象外となります。そのため、他社のご利用があっても問題ありません。年収の1/3を超える高額なリフォーム費用であっても、しっかりと対応することができます。

信販会社のリフォームローンのメリット

信販会社のリフォームローンには、このようなメリットがあります。

手続きが簡単

リフォーム会社で直接手続きを行うので、見積書などの必要な書類の手続きも全てリフォーム業者が行ってくれます。お客様は手間がかからないので、簡単な手続きのみで済ませることができます。

他の金融機関は業者の見積書などの色んな書類を用意しなくてはなりませんが、それらは全て業者が行ってくれますので、楽に申し込みができます。

審査が厳しくない

信販会社のリフォームローンは、他の金融機関のリフォームローンよりも審査基準が低いので、審査に通りやすい傾向があります。余程なことが無い限り、審査に通りやすいと言われています。

銀行のリフォームローンは審査が厳しめですが、保証会社の審査があるので審査が厳しくなってしまいます。信販会社は保証会社の審査がないので、その分審査が低めとなります。銀行のリフォームローンの審査に落ちてしまった方でも、信販会社のリフォームローンであれば審査に通る可能性が出てきます。

審査時間が短い

信販会社は審査が早く、早い場合は当日中に審査結果が出る場合があります。かかっても3営業日程度で審査の結果が出るので、あまり待たずに審査結果が出ます。

銀行のリフォームローンは数週間かかるので、待たずに審査結果がわかることはとても助かります。

支払いが簡単

リフォームローンの審査通過後に契約手続きを行った後は、リフォーム会社に直接リフォーム資金を振り込んで支払ってくれます。そのため、ご自分の口座に振り込んでもらった費用を自分で振り込むなどの手間は一切ありません。手続きをしてリフォームが終わったら、その後は毎月返済をしていくだけです。

高齢の方でも審査の対象となる

信販会社のリフォームローンは、高齢の方でも審査の対象となる場合があります。そのため、バリアフリーなどの高齢になってから行いたいリフォームにご利用することができます。

何歳まで対象なのかは信販会社によって異なりますので、各信販会社のホームページをチェックしてみましょう。

信販会社のリフォームローンのデメリット

信販会社のリフォームローンはメリット満載ですが、残念ながらデメリットもあります。どのようなデメリットがあるのか、ご紹介いたします。

金利の高さ

審査基準が低い分、金利は高くなってしまいます。

減額回答がない

希望融資金額が高過ぎる場合、金融機関は減額回答といってこの金額までならOKという回答をしてくれます。

しかし、信販会社には減額回答はありません。そのため、希望融資金額が高過ぎるだけで審査落ちとなってしまう可能性があります。

金利が定まっていない

信販系のリフォームローンは、金利が決まっていないことが大半です。そのため、商品の比較がしにくいデメリットがあります。

信販会社のリフォームローンの審査基準

信販系リフォームローンは、このような審査時準となっています。

信用情報に問題がない

金融事故がある場合、審査通過は難しくなってしまいます。自己破産などの債務整理、61日または3カ月を超える長期延滞、クレジットカードや携帯電話の強制解約など、これらの情報が記載されている場合はブラックとなり、審査通過は不可能となってしまいます。

また、申し込みブラックも審査の対象とはならず、最後の申し込みから6か月以上経過していない場合は審査対象とはなりません。

他社の支払いに遅延や延滞がない

信販会社の審査の際には個人信用情報のチェックを必ず行い、信用情報に他社借入れの遅延や延滞がある場合は審査の対象とはなりません。過去24ヶ月分のローンやクレジットカードの支払い状況を確認し、遅延や延滞が多く記載されている場合は審査通過が難しくなってしまいます。

どれくらいの遅延や延滞の記載があったら難しいのかは、各信販会社の基準により異なります。たまたま入金を忘れてしまった程度であれば、大きな問題とならないことが大半のようですが、毎月のように支払いが遅れている場合は審査通過は難しくなってしまいます。

スマートフォンの機種代金の支払い遅延や延滞がない

個人信用情報機関には、スマートフォンの機種代金の分割払いの支払い状況の記録もあります。

スマートフォンの機種代金の支払いは遅れても問題ないと思う方もいるようですが、機種代金の延滞は借金の支払いの延滞と同じ扱いになります。そのため、信販会社の審査では不利となるので、注意しましょう。

収入の安定

リフォームローンは長期になることもあるので、収入の安定性はとても重要となります。勤続年数は3年以上あると有利となり、希望融資金額以上の年収があると良いと言われています。

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いかがでしたでしょうか。
信販会社のリフォームローンは、銀行のリフォームローンよりも審査が緩くて手続きも簡単という大きなメリットがあります。金利が高いのはデメリットですが、審査通過しやすいのはローンご利用の最大の利点といえます。審査通過を最優先したいなら、信販会社のリフォムローンがオススメとなります。