リフォームローンは信販会社とフラット35リノベどっちがいいの?

リフォームローンで審査が甘く通過しやすいのは、信販会社のリフォームローンです。リフォームローンの上手な活用方法に住宅金融支援機構のフラット35リノベという商品がありますが、どちらがご利用しやすく便利なのでしょうか。

信販会社のリフォームローンと住宅金融支援機構のフラット35リノベを、比較してみました。

住宅金融支援機構のフラット35リノベとは

住宅金融支援機構のフラット35リノベとは、2016年から取り扱いがはじまった、リフォームにご利用できるローンです。

中古住宅を購入して住宅事業者によって性能向上リフォームを行った場合に、該当するローンです。金利が1%台前半ということで、かなり低い金利でご利用することができるのが1番のメリットといえます。

信販会社のリフォームローンと住宅金融支援機構のフラット35リノベの比較

リフォームにご利用するには、信販会社のリフォームローンと住宅金融支援機構のフラット35リノベのどちらが良いのでしょうか。2つのリフォームローンを比較してみました。

住宅金融支援機構のフラット35リノベは取り扱っている銀行に限りがある

住宅金融支援機構のフラット35リノベは、大手銀行では三井住友信託銀行のみの取り扱いとなります。

その他、地方銀行や信用金庫、信用組合、労働金庫の一部、フラット35事業などで取り扱いがありますが、2016年12月現在全国で66金融機関でしか取り扱いがありません。そのため、ご自分がご利用したい金融機関で取り扱っていない場合があります。

信販会社のリフォームローンは各リフォーム会社で取り扱っており、どのリフォーム会社でも便利にご利用ができます。

住宅金融支援機構のフラット35リノベは受付の終了が予定されている

住宅金融支援機構のフラット35リノベはモデル事業であり、受付の終了が予定されています。そのため、いざご利用しようとしても受付が終了している場合があります。

住宅金融支援機構のフラット35リノベをご利用したい場合は、リフォーム会社に問い合わせをすると良いでしょう。信販会社のリフォームローンは受付の終了はありませんので、いつでも便利にご利用ができます。

住宅金融支援機構のフラット35リノベはリフォームの内容に限りがある

住宅金融支援機構のフラット35リノベのご利用条件は、購入した中古住宅を住宅事業者にて性能向上リフォームを行った場合に限ります。

そのため、どのようなリフォームでも該当するわけではありません。リフォームプランの内容は決まっているので、申込人の理想のリフォームは該当しない場合があります。

信販会社のリフォームローンは、躯体さえ変えなければどんなリフォーム内容でも該当するローンです。

金利が低い

住宅金融支援機構のフラット35リノベの金利は1%台ですので、信販会社のリフォームローンではよほどのことが無いと該当しない金利となっています。

部分的な固定金利となっており、一定期間ごとに金利が変わります。変わっても低い金利でご利用できるので、他の金融機関にはない大きなメリットといえます。変動金利との選択はできませんが、固定でもかなり低い金利となっているので、申し分ない優遇金利といえます。

信販会社のリフォームローンは書類作成の手間がかからない

信販会社のリフォームローンはリフォーム会社で取り扱っているので、リフォーム会社で受付手続きを行います。そのため、書類の大半はリフォーム会社で作成してくれます。

ローンの申し込みの際は、あらゆる書類や慣れない記載など面倒ですが、それは全てリフォーム会社の担当者の方で行ってくれます。

お客様は、個人情報の記入を行うのみで、楽に申し込みを行うことができます。その後は、リフォーム工事完了後ローンの資金がリフォーム会社に入金になるので、お客様はただ毎月の支払いを支払っていくだけでOKです。

信販会社のリフォームローンは審査が甘め

信販会社のリフォームローンは、金融機関の中でも審査は甘目です。住宅金融支援機構のフラット35リノベも審査は厳しくありませんが、安心して申し込みができるのは信販会社のリフォームローンです。

フラット35リノベと信販会社のリフォームローンはどちらがご利用しやすいのか

住宅金融支援機構のフラット35リノベと信販会社のリフォームローンは、どちらがご利用しやすいのでしょうか。

金利は住宅金融支援機構のフラット35リノベの方が大変お得ですが、それ以外は様々な制約があります。信販会社のリフォームローンは金利は高いですが、金利以外は便利な部分がたくさんあります。

リフォームローンは信販会社のリフォームを検討してみよう

リフォームローンは様々な金融機関で取り扱っていますが、審査の面で安心して通過できる可能性が高いのが信販会社のリフォームローンです。

リフォームローンはリフォーム費用の支払いに充てないといけない費用の融資ですので、審査通過するかどうかであれば充てにすることはできません。確実に審査が通る金融機関に申し込まないといけなく、そういう面では信販会社のリフォームローンはとても安心な金融機関といえます。

各リフォーム会社にて取り扱っているので、リフォーム会社で相談をすることで丁寧に説明を受け手続きを受けることができます。高額なローンの手続きは面倒で尻込みしてしまう方もいるので、手取り足取り教えてもらって手続きができるのは非常に頼りにしながら申し込むことができます。

様々な金融会社がある信販会社

信販会社というのは、オリコやジャックス、セディナなどの大手信販会社が有名です。車や貴金属、ブランド品などを購入際に、購入金額が高額なために分割をして支払うことがありますが、その際にご利用する金融機関の多くが大手信販会社です。リフォームも費用が多くかさむので、信販会社にて分割払いを行うことができます。

信販会社のリフォームローンでご利用する信販会社は、各リフォーム会社で提携している信販会社との契約となります。ご利用するリフォーム会社がオリコと提携している場合は、オリコのリフォームローンをご利用するということになり、信販会社の選択はできません。

この信販会社をご利用したいとなると、どんな信販会社と提携しているのかをあらかじめ調べた後にリフォーム会社を選ばないといけません。各信販会社にてリフォームローンの特徴は違いますので、色々チェックして検討してみると良いでしょう。

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いかがでしたでしょうか。
住宅金融支援機構のフラット35リノベと信販会社のリフォームローンは、信販会社のリフォームローンの方が色々便利な面が多いといえます。

住宅金融支援機構のフラット35リノベは金利が物凄く低いですが、その他は信販会社のリフォームローンと比べると面倒な要素が多くあります。信販会社のリフォームローンは手間いらずでご利用ができるので、ローンの扱いに慣れていない方でもスムーズにご利用することができる借入先といえます。